日本トリム整水器とウォーターサーバーの「違い」は？機能・料金を解説

日本トリムの整水器とウォーターサーバーって何が違うの？どちらを選べばいいのかな？

「毎日飲む水だから、安心できるものを選びたい！」「日本トリムの電解水素水は気になるけど、手軽なウォーターサーバーと何が違うの？」

そう悩んでいませんか？実は、この二つは全く違う役割を持っています。特に日本トリムの整水器は医療機器として認められ、胃腸症状の改善効果が期待できますが、導入に迷う点もあります。

この記事では、日本トリムの整水器とウォーターサーバーそれぞれの機能やコストを徹底比較！あなたのライフスタイルに最適な「賢い水の選び方」を分かりやすく解説します。

しずく

この記事は日本トリムの整水器を10年以上使い続けているしずくが書いています

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日本トリムの整水器 vs ウォーターサーバー！根本的な違い

• 「電解水素水」と「浄水」の違い
• 契約形態の主な違い
• 設置場所とデザイン
• 機能の違い
• メンテナンスの手間を比較

【目的別】「電解水素水」と「浄水」の違いを理解する

日本トリムの整水器で作られる整水（電解水素水）は、水道水を浄水後電気分解し、水素を含んだ弱アルカリ性の水です。 特に、胃腸症状の改善効果が認められた管理医療機器として認証されている点が、大きな特徴です。

一方、一般的なウォーターサーバーの水は、天然水（ミネラル成分が豊富）や、RO水（不純物を除去した純水に近い水）が主流です。また、最近では手軽に水道水を浄水するタイプも増えています。これらは採水地や処理方法によって性質（ミネラル量、硬度、pHなど）が異なりますが、医療機器としての効能はありません。

まとめると、日本トリムの水素水は「機能性」、ウォーターサーバーの水は「天然の味」や「純粋な水」が大きな違いです。

契約形態の主な違い

日本トリムの整水器は、原則として本体を買い切る「購入型」が中心です。初期費用はかかりますが、毎月のレンタル料は発生しません。

一方、一般的なウォーターサーバーは、本体を借りる「レンタル型」が主流です。サーバー代は無料か低額で、その代わりに毎月レンタル料が必須となり、契約期間内の解約には違約金が発生することが多いのが特徴です。（一部のウォーターサーバーにも買い切りプランが存在します。）

設置場所とデザイン

日本トリムの整水器は、主にキッチンのシンク周りに設置します。デザインは、シンク横に置く「据え置き型」や、本体をシンク下に収納する「アンダーシンク型」があり、キッチン家電との調和を意識した機能的でコンパクトなデザインが主流です。

一方、ウォーターサーバーは、リビングやダイニングなど、広いスペースへの設置を想定した「床置き型」が主流で、インテリアとして部屋に馴染むようデザイン性やカラーバリエーションが豊富なモデルが多いです。卓上型もありますが、いずれもサーバー本体の設置スペースが必要で、日本トリムの整水器よりは大きくなります。

【機能対決】豊富な水の種類・pH vs 温水・冷水

日本トリムの整水器は、電気分解により「電解水素水（アルカリ性）」や「酸性水」「浄水」など、複数の異なるpH（ペーハー）の水を生成できます。これは主に飲用以外の用途や、胃腸症状の改善という機能性を重視したものです。

一方、ウォーターサーバーは、水の温度調節に特化しており、冷たい水（冷水）と熱いお湯（温水）をすぐに使える利便性が最大の機能です。これにより、お茶やコーヒー、赤ちゃんのミルク作りなどに役立ちます。

メンテナンスの手間を比較

日本トリムの整水器は、カートリッジ交換が主なメンテナンスです。機種によりますが、1年に1回程度と手間は少なく、多くの場合、ユーザー自身で簡単に行えます。本体の特別な内部洗浄は基本的に不要ですが、分岐水栓やホースは汚れたらその都度掃除が必要です。

一方、ウォーターサーバーは、大型水ボトルの配達受取りや交換の手間と、衛生を保つための定期的な内部洗浄（クリーニング）が必要です。水道水浄水型の場合は水タンクの清掃が必要です。また、ウォーターサーバーの種類によっては半年～1年ごとにフィルターの交換が必要です。

一般的に整水器と比べると、ウォーターサーバーは、日常的な手間や機種によっては専門業者によるメンテナンスが必要になる場合があります。

2024年11月11日 【日本トリム】メンテナンスで整水器を最適化！必要なお手入れを紹介します

コストで比較！「日本トリム」と「ウォーターサーバー」維持費の差

• 初期費用の比較
• ランニングコストの比較
• 1ヶ月の電気代比較

初期費用の比較：どちらが高い？

日本トリムの整水器と一般的なウォーターサーバーでは、初期費用に大きな違いがあります。日本トリムでは最初に整水器本体を購入する必要があるので、初期費用は日本トリムの方が高くなります。

ここでは、日本トリムの「トリムイオンウェル」と、ウォーターサーバー業界最安値クラスで人気のエブリィフレシャスの「lite（ライト）」を比べています。

日本トリムの整水器の初期費用

整水器は、本体の購入費用が初期費用としてかかります。機種にもよりますが、十数万円程度と高めになることが多いです。ただし、一度購入すれば、月々の費用は電気代と約1年に1回交換のカートリッジ代のみで済みます。

現在、最新機種の「トリムイオンウェル」であれば、クーポンコードの入力で割引価格で購入できるので大変お得です。

2025年8月28日 【日本トリム】TRIM ION Well（トリムイオンウェル）を徹底解説！キュアとの違いやお得な割引情報も

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ウォーターサーバーの初期費用

ウォーターサーバーの多くは、本体のレンタルが基本です。そのため、初期費用としてかかるのはサーバー設置費用や事務手数料など、比較的安価な数千円程度で済むことが多いです。

また、ウォーターサーバーの企業によっては、初月無料などのキャンペーンをやっているところもあり、手軽に始められるものもあります。

ただし契約している間は、毎月のレンタル代が発生します。

2024年10月8日 エブリィフレシャスは購入プラン？レンタルプラン？徹底比較！

ランニングコスト（維持費）の比較

日本トリムのTRIM ION Well（トリムイオンウェル）とウォーターサーバーのエブリィフレシャス（lite）を3年間と5年間使用した場合のランニングコストについて比較します。

日本トリムは、1年目の本体代にカートリッジ1本も含まれています。ウォーターサーバー代については、「初月無料キャンペーン」などは考慮していません。

3年間使用した場合のランニングコスト

3年間使用した場合のランニングコストを比較すると、初期費用が高い日本トリムの方が、合計のコストは高くなります。一方、エブリィフレシャスは、月々3,000円前後から始められ、毎月定額料金です。

ただし、注目すべきはカートリッジの水使用量の目安です。日本トリムは1年間で6,000L使用したらカートリッジを交換するのに対し、エブリィフレシャスは1,200Lで1年に1回の交換が目安になっています。そのため、家族が多く水の使用量が多い場合は、エブリィフレシャスの方が1年間よりも早く交換する必要が出てきます。

5年間使用した場合のランニングコスト

次は5年間使用した場合のランニングコストを比較します。

5年間使用すると維持費の合計が、日本トリムエブリィフレシャスで逆転します。日本トリムは最初に整水器本体を買い切りのため、長く使えば使うほど安くなっていきます。

ちなみに4年間では、日本トリムとエブリィフレシャス共に132,000円で同じになります。

また、水1Lあたりの金額は、日本トリムは長く使うほど安くなりますが、エブリィフレシャスは毎月定額のため長く使用しても水の金額は変わりません。

1ヶ月の電気代比較

1ヶ月あたりの電気代を比較すると、日本トリムは25円から50円程度と非常に安価です。これは、日本トリムの機器が常温で水を使用する整水器であり、水を温めたり冷やしたりする機能がないため、電気代がほとんどかからないためです。

一方、エブリィフレシャスのような一般的なウォーターサーバーは、冷水と温水をいつでも使えるように常に電力を消費するため、電気代がかかる傾向にあり、月額360円～となっています。しかし、この金額はウォーターサーバーの中では比較的安い部類に入ります。

つまり、常時冷水・温水を使える利便性を重視する場合はウォーターサーバーの電気代がかかり、常温水のみでよければ整水器の電気代を大幅に抑えられる、という違いがあります。

電気代について＞＞製品についてのQ&A｜製品情報｜株式会社日本トリム

2025年2月28日 エブリィフレシャスの電気代は？他社ウォーターサーバーの比較と効果的な節電方法

日本トリムの整水器とウォーターサーバーを選ぶ基準

日本トリム整水器とウォーターサーバーのどちらを選ぶかは、利用目的とコストの重視点で決まります。

ここでは、どちらがご自身の目的に合っているかを確認しましょう。

日本トリムの整水器が向いている人

日本トリムの整水器が向いている人は以下のとおりです。

胃腸の改善効果を期待したい人

日本トリムの電解水素水は、胃もたれや胃の不快感をやわらげ、お腹の調子を整えることに効果が認められた管理医療機器です。日常的に飲むことで胃腸症状の改善を期待できます。

整水器を長く使用したい人

整水器の寿命は一般的に10～15年程度と長く、買い替え頻度が低いです。初期費用はウォーターサーバーより高めですが、ランニングコストが低いため、長期的に見ると経済的に利用したい人に向いています。

2024年10月23日 日本トリムの整水器の寿命は何年？耐久年数と維持費を徹底解説！

水素水・酸性水・浄水の水を使い分けたい人

日本トリムの整水器は、飲用の電解水素水の他に、洗顔などに使う酸性水や、薬を飲むときや赤ちゃんのミルク作りに適した浄水など、用途に合わせて水質を使い分けることができます。

2024年7月1日 【日本トリム】整水器の排水ホースから出る水（酸性水）の使い方

2024年12月5日 日本トリムの酸性水は髪の毛にも使える？実際に使用してみた感想と注意点

水の使用量が多い人

日本トリムのカートリッジは、年間6,000Lという非常に大きな処理能力が目安です。水の使用量が多かったり、料理にも惜しみなく使いたい大家族の方でも、交換頻度を気にせず利用できます。

置くスペースが限られている人

整水器は、キッチンの蛇口に直接接続するか、流し台のそばにコンパクトに設置するタイプが主流です。従来のウォーターサーバーのように床に広いスペースを必要としないため、設置場所に困りません。

ウォーターサーバーが向いている人

ウォーターサーバーが向いている人は以下のとおりです。

初期費用を抑え手軽に始めたい人

ウォーターサーバーは、初期費用や設置費用が無料のモデルが多く、手軽に導入できるのが魅力です。月々の定額料金（レンタル代や浄水カートリッジ代）のみで、すぐに安全な水の利用を始めたい方に向いています。

温水・冷水をいつでもすぐに使いたい人

お湯を沸かす手間や水を冷やす手間なく、すぐに温水（コーヒー、お茶）や冷水（飲用水）を使える利便性が最大の特長です。特に、赤ちゃんのミルク作りや日常の時短を重視するご家庭に最適です。

3年くらいで解約や乗り換えをしたい人

ウォーターサーバーは契約期間が2〜3年程度に設定されていることが多く、その期間が過ぎれば違約金なしで乗り換えや解約がしやすいです。ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に対応したい人におすすめです。

ボトルの交換・注文を気にしない人

浄水型ではないウォーターサーバーの場合、定期的に天然水やRO水などのボトルを注文し、交換する必要があります。このボトル交換の手間を許容できる方、または宅配水にこだわりたい方に向いています。

日本トリム整水器とウォーターサーバーの「違い」まとめ

日本トリムの整水器は、初期費用は高いものの、電気代が安くカートリッジも長寿命で長期的なコストパフォーマンスに優れ、胃腸症状の改善に役立つ管理医療機器です。水質を細かく使い分けたい、常温水で十分な方に向いています。

一方、ウォーターサーバーは初期費用が安く、温水・冷水をすぐに使える利便性が魅力です。手軽に導入し、数年で乗り換えを検討したい方や、利便性を最優先する方におすすめです。

どちらがご自分に合っているかを参考にしていただけると嬉しいです。